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明日は明日の風が吹く Ver.2

尾道発 - カメラ屋の独り言 -  Presented by せいのカメラ店

灯りをつくる

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灯りをつくる

この頃テレビ番組などでも、部屋の灯りを工夫して電気代を安くしたり、間接照明にして雰囲気良くしたりという話もよくありますよね。
照明器具もカッコイイのがいろいろ売られているらしいですし。
そこでうちの和室なんですが、

まあ、こんな感じの、昔からよくあるものなんです。
もう40年近くも前からここにあるんですが、どうもカッコよくないなあとずっと前から思い続けているんです。
ということで、先程も言いましたように、照明の工夫というのもタイムリーな話なのかもしれません。
これをもっとカッコイイのに変えれば部屋で過ごす気分ももっと良くなることでしょう。
そう思ってホームセンターとかで売られている器具を見てみるものの、なんかどれもピンとこないし、器具を変えるとなるとそれはそれでそれなりの費用がかかってしまいます。
となればいつものように悪あがきとなってくるという流れ。

しかし、どうしましょうか。
ネットでランプシェードなどと検索していますと、時々ですが自分で作っているようなのも出てきます。
よくある自作品は、風船を型にして、和紙を貼っていって球状のランプシェードを作るというもの。
しかし器具を変えないとなると、この円形の本体が外せる構造にならないといけません。
そうなると球状に包み込むようなものでは都合が悪いわけです。

ということを踏まえていろいろ見てみますと、
これなら行けるかも言うものが有りました。
とりあえず試作してみましょう。

コピー用紙を使って作ってみたものがこちら。
まずは蛇腹に折って、上下が内側に曲がるように折り目を入れます。
それを筒状にして、上下を反対に折り返せば、こういう形ができあがります。
これと同じことを余っている障子紙を使ってやってみれば、もしかしたらうまくいくかもしれません。
でもこの形ではちょっと細すぎますので、もっと横に広がって丸くなるようにした方が良さそうです。

と言うことで実践編。
障子紙を使って同じようにして作ってみました。

うん、なかなか雰囲気良くできましたね。
紙で包んだ分、光が柔らかくなっていいですね。

でもやっぱり縦長すぎです。
上下の折りの角度が浅かったようですね。

うーん、ではもう一度作ってみます。
この試作では折り返した山を12個にしたのですが、直径を大きくすると山がもっと多い方がいいかもしれません。
と言うことで16山にして作ってみます。


そして出来上がったのがこちら。

形もだいぶ良くなりました。
器具への設置方法はと言いますと、

シェードを引っ掛けるようにフランジになっていますので、そこにちょうど合うように針金でリングを作って、そのリングにセロテープで留めただけです。

紙でできていますので下側が大きく開いてなくても、フレキシブルに器具の出し入れが可能です。

ですけどね、やっぱり山の数が多すぎた感じでよね。

下から見るとこんな感じ。

うーん…
造形的には悪くはないんですが、
和室にはちょっと合わないかなぁ。

この感じで12山でもう一回作り直してみましょう。

と言うことで出来上がったのがこちら。

おお、
いんじゃないですか?
12山の方が和っぽいですね。

うんうん。

ついでにナツメ球も変えましょう。
裸電球タイプのLED球でどうでしょう。


うん、いい感じです。

部屋の雰囲気も良くなったし、光も柔らかで雰囲気もいいですね。
これでやっと、何年も違和感を感じていたランプシェードを変えることができました。

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