うちのグランセニックのエンジンの振動問題を、今回は解決してやろうと思って作業開始。
おそらくエンジンマウントの劣化が原因なんでしょうけど、変える必要のないマウントを変えてしまうのももったいない。
ですのでどこが一番悪いのかをまずは特定したいところ。
前回の作業で上から観察してみたものの、明らかな劣化は感じれなかったんですよね。
ですので今回は下からも見てみましょう。
そしてあわよくば解決まで。
まずはアンダーカバーを外します。
アンダーカバーと言っても、「油の香り」じゃありません…
前輪後方から覗くと、アンダーカバー後端に2本のボルトが見えます。
頭は9mm?
国産ではあまり使わないサイズですね。それに、中心にはトルクスも掛けられるようになってます。
便利といえば便利。
しかしフランスはトルクス好きですね。
と言うことでアンダーカバーを外しました。
締結部は、後端に2箇所。サイドに2箇所。前に3箇所です。
ではロワーマウントを見てみましょうか。
こちらがエンジン下側のトルクロッド風マウント。
サブフレームに締結されて、回転方向の振れを止めてます。
ですのでここが劣化したら、アクセルを踏み込んでエンジンが傾く時に振動が増えるはず。
しかし今回の場合は1000回転あたりの特定の回転数で連続して起こってますので、このマウントの劣化が原因ではないように思います。
見た感じも悪くなってるようにも感じないし。
ではやっぱりアッパーマウントなのかな?
それを確かめるために、エンジンを持ち上げてみましょうか。
エンジンの前側、つまり車で言うと右側の方をジャッキアップして、振動の仕方が変わってくるか確かめましょう。
持ち上げて振動が無くなるならアッパマウントがヘタっているということになるはずですが…
しかし、
うーん、
ほとんど変化なしですね。
これはどういうことなんでしょうか。
まぁ少なくともアッパーマウントはそれほど悪くないんでしょうかね。
もしかしてエンジン自体の問題か?
それとも、
ミッションマウントか?
ではエンジンの後ろ、ミッション側、つまり車で言うところの左側をジャッキアップして振動を確認してみましょう。
と、
うん?
振動減りましたね。
じゃぁこっちが下がってるのか。
ミッションマウントが原因という可能性が高いですね。
しかしミッションマウント外すとなると、バッテリーはずさないといけませんね。
外してしまうと電源のリセットと、オーディオのパスワード入力が必要になってくるのでちょっとだけ面倒。
できればバックアップバッテリを用意したいところですが、今はありません。
今回も時間がなくなってきたし、ミッションマウント自体もまだ用意してないので、続きはまた今度にしましょう。
それともう一つ。
スモールが切れてますので交換です。
が、球が特殊であんまり売ってない。
オートバックスでやっとみつけたけど、2個で3000円…
ソケット改造するほうがマシですね。
でもまぁとりあえずは今回は高価な球をつけときましょう。
だかしかし大きな問題が、
スモールのハーネスの皮膜が劣化して、ボロボロ剥がれてきてますよ。
これは大変です。
接触したらショートして、最悪火災にもなりかねません。
とりあえず見える範囲でテープ巻いて絶縁しましたが、ヘッドランプユニット外して、ちゃんと修理しないといけませんね。
しかしそのためにはバンパー外さんといけんか。
うーん、これも次回か。
不安を残して、今回の作業終了…