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明日は明日の風が吹く Ver.2

尾道発 - カメラ屋の独り言 -  Presented by せいのカメラ店

見捨てられない

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見捨てられない

最近時々聞くんですが、古い機材の修理をメーカーが対応してくれなくなったっていうはなし。
まあ確かに補修部品をいつまでもストックし続けることもできないのは分かるんですが、不具合内容に関係なく、この製品は修理対応期間が過ぎているからと言って門前払いにされることがあるらしい。
なんか不条理さを感じます。
せめて状態を確認した上で返事をするとかあってもいいのではないかと思いますが…
今回はそういうカメラの話。

ニコンD3。

FXフォーマット、フラッグシップ機。
35mmフルサイズのセンサーなので、フィルムから写真を楽しんできた人には焦点距離が分かりやすくていいですよね。

で、このカメラ、なんかうまく写らなくなったとか。
背面液晶は表示されず、カメラの設定もできず、全く写せないわけではないけれど、普通に使えない。
ということでニコンのサービスに持ち込んだものの、もう修理の対応はしていないということで門前払いに。

こういう不具合って、やっぱり基盤の不具合の可能性が高いので、基盤交換しか手がないというのがほとんどのケースです。
なのでメーカーが修理しないというのであればもうできないんですよね。
ですけどね、もしかしたらそうじゃないかもしれないわけですよ。
何か物理的な不具合であれば直る可能性はあるわけです。
メーカーの方でもそういう可能性を拾ってあげてもいいと思うんですけどね。

ということで私自身も直せる保証はないものの、廃棄するつもりで悪あがきしてみましょうという話。

では早速バラしていきましょう。


あれや、


これや、


それや、


ネジ外せば分解できるかと思ってたけど、どうやらそうでもなく、
やっぱりグリップ部分は剥がさいといけないのね。

そしたらまだまだネジが有ります。

とにかく外せるネジを外していきます。
しかし、黄色矢印、錆びてますね。
やっぱ水分とかちょっとずつゆっくり入っていって錆びる部分もあるのかもしれませんね。


こんなところにもネジが有ります。

ほぼ外れましたので外装部品を外しましょう。

底蓋を外して、コネクターも外します。


背面カバーも外して、

でもペンタ部カバーが外れない。


あ、視度調節ノブって、この中にネジが有るのね。


あとはフロントカバーかな。


マウントを外すと、ここにも錆が。
ちょい錆が気になりますね。
錆の粉が基盤に散って、短絡しているということも考えられなくもないです。

ほぼ分解できましたので、基盤を見てみましょうか。

ということで続きはまた今度。

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