尾道発 - カメラ屋の独り言 - Presented by せいのカメラ店
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近い近いと言っても、7528万kmも離れてるんですね。
火星まで。
300km/hで走っても30年近く掛かってしまう。
でもそれって、2年に一回ぐらい近くなるんじゃないの?
と思っていたら実はそうでもなく、公転の軌道が太陽を中心とした真円ではないので、近づくタイミングによっては距離が違ってくるんだそうです。
何回か近づくうちで一番近くなる周期が10年余りなのかな?
ということで、今回の最接近では結構近いらしいのです。
が、再来年の7月の方がもっと近づいて、5759万kmになるんだとか。
じゃあ今回の接近より2千万kmぐらい近いじゃん。
でもせっかくなので写真撮れるもんなら撮ってみよう。
はい、これ。
とっても長い流星が1本流れて行きました。
フレームから余るほどの長い流星なんて初めて見ました。
撮影中に流れるなんて、しかもフレーム内に入るなんてちょーラッキー。
ですけど、ライブコンポジットだったので、途中途中がほんのちょっと途切れたようになってしまったのが残念。
しかも、流星が流れて感動して、ライブコンポジットを短く終わらせてしまった。
ま、しょうがない。
でですね、ライブコンポジットだと、星の軌道を撮るにはいいのですが、今回みたいに止まった写真にしたい場合はやっぱ向いてません。
長目の露光を単発で行きましょう。
でもあんまり露光が長いとやっぱり流れてきますので難しいところ。
今回の設定では、
絞りは開放の1.7。ISOは800。露光は20秒。
でやってみました。
そして、撮った写真がこちら。
コントラストの調整等を行ってます。
火星と土星とサソリ座のアンタレス、それと天の川がよく写りました。
でも絞りを開放にしたためか、星の色が出にくくなってしまいましたね。
では、もう一つのペンタックスK-r + アストロトレーサーではどうでしょうか。
こちらは長時間露光にするので、ちょい絞って、
F4。ISO800。露光時間は2分にしました。
レンズは古いMF、PENTAX-A 28mm,F2.8。換算42mm。
という条件で撮ったのがこちら。
うん、こりゃいいね。
さすがアストロトレーサー。
2分の露光でもほとんどブレてません。
火星の部分が明るすぎてハレーションが起こってしまったけど、まぁいいでしょう。
F4に絞ったこともあってか、星の色も出てきてますね。
うん、結構納得。
高見山の山頂はこの時期にしては寒かったけど、楽しく撮影出来てよかった。
でももう一回行って、もっと広角でも撮ってみたい。
せいのカメラ店へのご連絡等にご利用下さい。