修理って、なかなかうまくいかないのがおもしろいんですよ。
簡単に直ったんじゃぁ手応えがない。
修理後2ヶ月ほど機能していた浄化槽のエアーポンプがまたダメになったので、材料を変えて
再修理した話をしました。
が、今度は2日で機能しなくなった。
選んだ材料も良くなかったのでしょうが、どうも他にも原因がありそうですね。
はい、破れてしまってます。
前回使ったのは、作業用のゴム手袋。
それなら繊維で裏打ちされてるから、FRPのように強くなるんじゃないかと考えたんですが、ゴムの層自体が薄いので、耐久性は低かったようです。
それに加えて、ダイヤフラムの動きシロに対して弾性の限界を超えているんでしょうね。
もっと余裕を持って取り付けないといけなさそうです。
それはおそらく最初の修理の時にも当てはまります。
ですので今回は、ピンと張らずにやんわりドーム型になるように取り付けてみましょうか。
こんな感じで。
これなら少々往復運動しても、弾性の限界は超えなさそうです。
多分ね。
でも原因はそれだけなのか?
なんかね、最初に修理した時から思ってたんですが、どうも片打ちしているというか、
動作させると時々カタカタ音が出たりするんですよ。
もしかしたらモーター側にも不具合があるかもしれませんので、よく観察してみましょう。
するとですね、
モーターの上側にこういう出っ張りがあって、多分ある程度ガイドになっているんじゃないかと思うんです。
でもね、
下側、
さっきの出っ張りがあったような跡があるんですが、赤矢印のように破損してしまっています。
そのせいでしょうけど、緑矢印のケーブルが擦り切れてしまってます。
なるほど、これで片方の電磁石が動いてなかったんじゃないでしょうか。
それで片打ちのような症状が出ていたのではないのかなと。
じゃぁとりあえずハウジング外して、この辺をちょちょっと直しときましょうか。
赤矢印のように、プラモデルの残りの枠を適当に切って接着。
これである程度はガイドになるでしょう。
それと、切れていた線は、緑矢印のように新しく引き直し。
万一のために逃げシロを作って。
さて、これでどうでしょうね。
組み直して動作確認してみると、
おお、今までより静に動作してますよ。
こりゃいいですね。
安定して空気を送っている感じです。
ではこれで使ってみましょう。
今度ダメになったら、
もう交換かな?