浅口にある岡山天体物理観測所では、年に2回、観望会を行っているんです。
188cmの巨大な反射望遠鏡で星を見ることができます。
しかし応募者も多いので、参加できるのは当選者のみ。
今までに何度か応募しましたが、当選したのは2回だけ。
しかも一回は
天気が悪くて星を見ることができなかった。
つまり今まで1回しか見れてないんですよね。
そして今回3回目の当選。
今度はちゃんと星を見たいです。
が、夕方から雲が出てきてます…
見れることを祈って、ツアーに参加です。
最初は観測所に近い、天文博物館へ。
ここのプラネタリウムで星空の解説をしてもらいながら、晴れてくれるタイミングを待つらしい。
ま、星が見れなかったとしても、プラネタリウムも楽しいです。
しばらくして星空解説も終わって、いよいよ観測所に移動です。
話によると、なんとか木星は見えているとか。
はい、久しぶりに来ました。
いつ見てもデカいです。
もう50年以上前の望遠鏡なのですが、この望遠鏡でいくつも新しい天体を発見しているんだとか。
特に最近では、太陽系外の地球に近い惑星を探すことに力を入れているんだとか。
恒星じゃない遠くの星を、一体どうやって見つけるんでしょうね。
望遠鏡自体は古いものの、主鏡などは定期的にメンテナンスされて、性能の劣化は有りませんし、制御は新しいソフトで行われていますので、今でも十分な性能を発揮しているらしい。
制御しているソフトは、Linux上で動いていますね。
そしていよいよ観望が始まりました。
望遠鏡は木星に向けられています。
目視で十分木星が明るく見えています。
これならよく見えるでしょうね。
順番が回ってきて、望遠鏡を覗かせてもらいました。
うん、大きく木星が見えていますね。
でもやっぱちょっとぼやけますか。
でも十分。
なんとなく大赤斑のようなものも見えてるような…
で、今回観望に来られた皆さんは、どうやら木星に興味津々の様子。
私としては木星は小さい望遠鏡でも見れるので、できれば他の天体を見たいなぁと思っていたんですが、続けて時間まで木星を見るということになりました。
で、二巡目は、スマホとかで撮影してみましょうという話。
接眼レンズにカメラ部をあてて撮影すれば、上手く行けば撮れるはず。
実は私もそれを期待しておりまして、今回はオリンパスE-M1に12-40をつけてきています。
明るく見えていても意外と暗いんですよ星って。
だからなるべく明るいレンズで、なるべく高感度に強いカメラで、なるべく解像力の高いセットで、
そして私も接眼レンズにミラーレスあてて撮り。
時間は取れましたので設定を変えて何度かチャレンジです。
そしたらこんな感じに撮れました。
やっぱりちょっとぼやけてしまっていますが、縞ははっきり見えてますね。
今回の観望会では、ちゃんと星が見れて良かった。
写真も撮れたので私としては満足です。
よし、また応募しよう。