断っておきますが、断じて折っていません。
一般に桜の枝を切るのは良くないと言われてますよね。
これは、切っただけで桜がダメになるというふうに思われがちですが、そういうわけでは有りません。
ソメイヨシノは切り口が腐りやすくて、切ったままにしておくとそこから腐って木が弱ってしまうということなんですね。
ですけど、切り口をちゃんと養生してやれば大丈夫などころか、いたんだ枝を切ってやることは木を元気にさせるんです。
ところで千光寺で落ちていた桜の枝を拾って帰りました。
故意に折ったわけではないのでしょうが、折れてしまた枝も可哀想です。
もしかして活かすことができるんじゃないのかと。
いろいろ調べてみると、全く不可能でもないようなんです。
その年に出てきた新しい枝なら挿し木で根付かせることができるという情報がありますね。
しかし拾った枝は今年の枝でなく、越冬して花がついた枝です。
それでももしかしたらうまくいくかもしれませんので、先人の知恵をお借りして挿し木にしてみましょう。
まずは枝を水切りして、「メネデール」の希釈液につけておきます。
そのあいだに鉢に新しい赤玉土を入れて、これにもメネデールの希釈液をたっぷりかけます。
その土に、枝が挿せるように、鉛筆とか割り箸とかで穴を開けておきます。
そしたら水切りした枝の根元に、「ルートン」をつけましょう。
取説によると、直接突っ込むように書いてある。
こんな感じでいいのかな?
つけすぎ?
まぁ、土に挿すときにある程度落ちてしまうでしょうから、このぐらいでいいか。
そしたらさっき開けた穴に挿して、
土をギュッとしめて、枝を固定しましょう。
そしたら改めてメネデール希釈液をかけて、
土が乾かないように気をつけながら、
しばらく様子を見ておきましょう。