桜の写真撮る時って、やっぱりよく晴れた青空が似合いますよね。
青とピンクのコントラストがいいです。
ですけど撮りに行った時がいつも青空というわけでも有りません。
そういう時はちょっと残念に感じるかもしれませんが、なにもよく晴れた日じゃないと良い桜が撮れないわけじゃありません。
と言うことで曇りの日の千光寺へ。
私は元々柔らかい光が好きです。
強い影ができずに、光が回った感じ。
晴れた日ではそうは行きませんが、曇りの日なら柔らかくなっておもしろい。
でも残念ながら空に色は有りませんので、見上げた構図では桜が綺麗に見えないこともしばしば。
と言うことでいろいろ工夫してみました。
最初の写真のように、バックが暗くなるところを選べば、桜の花が際立ってきます。
樹の幹や、影になっている方をバックにしたり、
緑をバックにしてみたり。
撮影するときに、撮影の対象だけでなく、他に写り込むものにも気を配るとより楽しい写真になると思います。
曇りの日は、光も柔らかいので優しい桜になりますね。
もう一つのやり方としては、バックに桜を持ってくるとか。
同じ系統の色でもピントが合ったところとボケたところを作ることで、メリハリが出ますね。
並んだ桜を引きで撮ってみたり、
ギュッと集まったところをアップにしてみたり。
他にも手段が有りますよ。
白っぽい空をバックにするならば、
露出をオーバー気味にして、白飛び近くまで明るくしてみるのも面白いです。
雄しべしかわからないぐらいまで飛ばしてもいいかも。
引きの構図でも飛ばすと楽しい。
黒っぽい枝が桜を引き立ててくれてます。
といった感じで、今回も撮影を楽しみました。
まだ遅い桜もありますので、時期を見て行ってみましょうか。