スパイラルスライサーというものを買ってみて、いろいろと
使い方の研究をしている話を先日書きました。
その中でお好み焼きを作った話も載せたのですが、これが実は上手く行かないところがありまして、今回はそういった話も含めて野菜ヌードルによるお好み焼き作りの顛末を書いてみましょう。
お好み焼きを作るには、まずは粉を溶いて焼きます。
ですがこれが一番の問題でした。
今回のお好み焼き作りでは、糖質を抑えることを目的にしています。
そのために焼きそばの麺を使わずに、野菜の細切りを使ってみようという話なわけです。
で、そうなると、生地を小麦粉で作ったのでは意味が薄れてしまいます。
そこでやってみようと思ったのが、小麦粉より糖質が少ないと言われるふすま粉を使うこと。
ふすま粉というのは、小麦の殻の部分を使った粉だそうで、その殻を取って粉にしたものが小麦粉、殻を取らずに全部使って粉にしたものが全粒粉と呼ばれるもの。
で、糖質が多いのは小麦の実の部分であって、殻には少ないということですので、ふすま粉を使ってみようと言うわけなんです。
で、そのふすま粉を水にゆるめに溶いてホットプレートで焼いてみたんですが、
これはどうしたもんでしょうね、焼けません。
いや、焼けてるようなんですが、パリッとしないんですよ。
結構時間をかけても奥に水分を含んだままのような感じ。
しかたがないので思いっきり時間をかけてある程度行けるかなと勝手に思った段階でせんキャベツを乗せました。
そして肉を乗せてヘラでひっくり返す…
が、全くうまくいきません。
生地がバラバラ。
普通なら、ひっくり返して蒸らしている間に麺を焼きますので、その手順でニンジンの細切りを焼きます。
この後ろに見えているのが、ひっくり返した状態のもの。
このぐらいピントが来ていなくても、生地がボロボロなのがはっきりわかります。
まぁ、お好み焼きでは最終的に生地部分が下になりますので、出来上がりの見た目の悪さはそんなにないと予想されます。
ですのでとりあえずこのまま進めました。
火を通したニンジンの上にさっきのボロボロを乗せて、
その脇で玉子を割って、その上にニンジンと合体したものを乗せます。
で、ある程度火が通ったらひっくり返して出来上がり。
はい、パット見は大丈夫です。
しかし下側はボロボロ状態。
で、肝心の味の方は?
うん、いけますね。
ニンジンの麺もいい感じ。悪く無いですよ。
ただ、生地はぼそぼそした食感で美味しくない。
茶色く見えているのは肉でなく、ふすま粉の生地です。
食べ終わった皿には、
水分を含んで崩壊した生地が…
結局溶いて焼いてもつながってないんですね。
うーん、生地さえ上手く行けばバッチリなんですけどね。
ではちょっと実験してみましょう。
ちょー薄く水に溶いて焼いたらどうでしょうか。
なんとなく火が通ってつながった感じもするんですが、
全く弾力が有りません。
パキパキ割れてきますね。
これも使えません。
では加熱方法を変えてみてはどうでしょうか。
皿に出して電子レンジで加熱してみましょう。
ですが、
表面の水分がなくなるだけで、中はゆるいままの感じです。
これもダメか。
ではこれを更にオーブントースターで焼いてみましょう。
うーん、それでもやっぱり中の水分は抜けません。
さて、どうしたもんか。
やっぱりふすま粉だけではどうにもならないんでしょうか。
成分を見てみると、小麦粉の場合、100gあたりの糖質が70gほど。
殆ど糖質と言っても過言では有りません。
それに対してふすま粉はといいますと、100gあたりの糖質が35gほど。
確かに小麦粉よりは少ないものの、糖質の少ない食品というわけでは有りませんね。
それに、このぐらいの量しか使わないのなら、小麦粉使ってもそんなに糖質の量に影響ないかもしれません…
ご意見募集。
1. ふすま粉は
Re:ふすま粉は
小麦粉がいいでしょうね。
ただ、ちょっと、ほかに何かいいのがないか、もうちょっと考えてみようかなと思います。