去年の2月ごろから乗りはじめたメガーヌ2のツーリングワゴンですが、乗りはじめて1年になります。
とはいっても新車ではなく、初年度登録2006年ですので税金も割り増しです。
古い車乗る方がSDGsだと思うんですが…
まあ、もう15年以上になる車ですのでいろいろと不具合は起こって当たり前なわけです。
という事で今回は、
はい、エアバッグ…
このクルマ、前の前のつまり最初のオーナーにとても大切にされていたようで、整備記録を見ると色々と手をかけてもらってました。
だがしかし、私の直前のオーナーは、ほぼなんにもメンテナンスしていなかったようで、前のオーナーの愛情の余波の恩恵で乗れていたのでしょうが、私が受け取った時点ではいろいろ不具合ありました。
オイル交換さえされていなかったので、そのせいか現状ちょっとヤバくも思っています。
まあ不具合の数々は今後も引き続き手を加えるとして、今回は目先の不具合について対処できるかやってみましょう。
エアバッグの警告灯は突然点灯したわけです、それ以来ハンドル切ると、中の方でなにかカチャカチャ言ってる感じ。エアバッグにつながるなにかが断線したのかなあなどと予想してはいるんですが。
では分解していきましょう。
まずは一番手前のホーンボタン兼用エアバッグユニットを外します。
が、
どうやって外すん?
だいたい普通はハンドルの裏から締結してあるんじゃけど、なんも無いね?
じゃあちょっとヘインズさんに聞いてみよう。
一か所小さい穴があって、そこに小さめのドライバーを入れるのか。
ん?
でもネジらしいものは無いよ?
なに?
ああ、押すのか?
押して上に持ち上げるのね。
はい、外れました。
裏の小さい穴から、矢印の板状のバネを押すんですよ。
ここにさっきの板状のバネが引っかかっているわけです。
その下に小さく見えている穴から棒を突っ込んで押せと。
さすがフランスの得意技。はめるだけ。
しかしここまで見る限りでは配線に異常は無さそうです。
エアバック外せばすぐ対処できると思っていたんですが、原因はもっと奥の方に有りそうです。
ではハンドルも外しましょう。
ハンドルのスプラインにアイマークが打ってありますね。
これは便利です。
で、原因はこのスイッチユニットの中に有りそうなので、これを外して詳しく見てみましょう。
でもどうやって外すか。
これが外したところ。
矢印のところにスクリューがあって、バンドで締めるように留めてあるというわけです。
ではカプラーを全部外して、いっこ前の写真に有った、黒い円盤状の部品を外しますと。
なんじゃこりゃ。
はあはあ、ハンドルの回転に対応できるようにフレキシブルケーブルで配線してあるのね。
それが切れてしまっていると。
多分矢印の部分につながっていたものと思われます。
ではさらに分解して、直せるか探っていきます。
で、外してみると、
やっぱそうじゃわ。
ここにつながっとったはず。
矢印のところに薄い隙間があって、そこから出ていたのでしょう。
じゃあ直せるか?
その隙間にフレキシブルケーブルの端を差し込むんですが、そのままでは入らないので、矢印の端の部分を少し切って幅を狭くすると差し込めます。
差し込んだらケーブルの表面をカッターで削って、配線をむき出しにして、ハンダでつないでいきます。
しかし相変わらずヘタクソなハンダ付け。
1mmもない幅のしかも超薄物のハンダ付けなので許してちょうだい。(#^.^#)
ハンダがうまく行ったか導通チェックしてと。
大丈夫のようですので組んでいきます。
バッテリーつないだ途端にエアバッグがはじけたらどうしよう。
と、ちょっとビビりながら組んでと。
ではではイグニッションオン。
お、
警告ランプ消えた。
エアバッグもはじけんかった。
よかったよかった。(#^.^#)