考えてみると、東京より東に行ったことって無かったかも。
葛西まではこないだ行ったけど…
ああ、受験で一回船橋に行きましたか。私立では数少ない理学部生物学科があったので。でも授業料が高くて行けません。
ですから東京モーターショーにも行ってみたいと思いながら今まで一度も行ってないんですよ。
という事で
こないだの続き、
キヤノンIVSb改のシャッタ幕張り替えです。
外したシャッター幕と同じ寸法で新しく作ります。
シャッター用の幕とリボンは手に入りますので、それを寸法通り切り出して、同じものを作ります。
同じ寸法で作るには理由が有ります。
ドラムに元々貼ってあった端の位置に印をつけておいて、同じ位置に貼れば、シャッターの動作範囲が同じになるはずですから。
これがズレると、何回も貼り直しながら位置出しをしないといけなくなります。
でも実際には、同じ寸法で同じ位置に貼ったとしても、やっぱりちょっとズレていることもよくあるんですけどね。
なのでやっぱり微調整します。
で、せっかくバラしましたので、クリーニングなども。
まあ、ここまで外さなくてもシャッターのガバナーは外せるんですが、外した方がやりやすいし、他の関連する部品も確認できます。
こちらはシャッターのガバナーです。
特徴的な2階建て構造になっています。
これをしっかりクリーニングして、なめらかに動作するようにしておきます。
ではシャッター幕を貼り直して、連動するギアなども組み込んでいきます。
矢印のギアは、シャッターが閉じたときにこのぐらいに位置になるはずです。
そしたら全部組み直して、最後にスローの調整です。
このマイナスネジを外した奥に、スロー調整用のネジが有ります。
これを調整していい具合に合わせていきます。
が、なんかスローが安定しませんね。
どうしたんでしょかねえ?
やっぱりこれはガバナーですかね?
もう一回ガバナーを外して、再クリーニングして、動作をよく見てみましょう。
するとですね、なんかほんのちょっとおかしい。
2階建てのガバナーの矢印のギアの動きが安定しません。
フリーになったときの戻りが時々悪いようです。
ですのでこのギアのリターンスプリングを、少しだけ曲げてちょっと強くしてやりました。
うん、戻りは良くなった。
もう一回組み付けて。
はい、スローは安定してくれましたね。
よかったよかった。