今年もCP+の季節がやってきましたよ。
といっても、年々開催日が遅くなっていくような…
まあ、その分寒くないからいいのですけどね。
いつだったか大雪で中止になったこともありました。
しかしですね、今回はそんなに大きな目玉がない感じ。
去年はフジのGFXが気になって、結構並んで触ってみました。でも逆に、注目される新製品が少ないなら、あんまり並ばずに触れるかも。
じゃあ気になってるところを。
今回一番気になっていたのはこちら。
EOS Kissの名を冠したミラーレス、
Kiss M。
内容としてはEOS Mシリーズなんですが、Kissの名をつけたことで随分印象が違うように感じます。
Kissといえば、フィルム時代の初期型からプロ用のサブ機として使われることもあるような存在です。
ですがデジイチのKissでは入門機の色が強い感じがして、サブ機に向いてないような印象を持っていました。
ですが、これだとなんかサブ機になりえそうな気がします。
触ってみた印象としては、
うん、使えそうな雰囲気です。
センサーはMシリーズと共通のAPS-Cサイズですので、十分な大きさ。マウントアダプターを使えばEFレンズも使えます。
気になる液晶ファインダーは、反応も良く、視界もAPS-Cの一眼レフほど狭くない。
ピントも結構速くて、シャッタータイムラグも我慢できる範囲じゃないでしょうか。
これいいんですけど…
ただ、デザインがなぁ…
もうちょっとカッコよかったらかなり上位の購入候補になったところなんですが。
で、笑ったのが、ファームウエアのバージョンが、既に4.6とかになってる。
説明してくれてるお姉さんにそのことを言うと、発売前で開発用のファームなので、という話。
分かっとったけどね。
お次はこちら。
パナソニック LUMIX GX7 Mk3。
個人的に、ファインダー付きのミラーレスが欲しいということもあって、気になるカメラです。
仕事ではオリンパスのE-M1を使ってますが、こういう四角いデザインのレンジファインダーっぽいのがなんとなく好きなんですよね。
Mk2と何が変わったかというと、まず画素数が上がったこと。
それと、液晶ファインダーが初期型の方式に戻って上にチルトするようになったこと。
あとは、モード設定ダイヤルと同軸で露出補正ダイヤルがついたこと。
大きな違いはそんなところでしょうか。
その中ではやっぱり、露出補正がダイレクトにできるようになったのはいいですね。
他の変更は自分にはそう大してメリットではないんですが。
それとこのあたりのパナソニック機のいいところは、絞りリングがあることなんですよね。
こういうふうにダイレクトに操作できる機械は楽しいです。
同じマイクロフォーサーズ規格のオリンパス機にこのレンズを付けても連動してくれないのは残念ですが。
これについてもファインダーは必要十分な感じがします。ファインダー付きとしてはGM5も好きな機種だったんですが、あのファインダーは若干小さくて見辛い感じがあるんです。それに比べると普通に使える感じです。
ボディーも革張りでなく、金属のシボなのがいい感じ。ライツミノルタみたいで個人的には好みです。
Mk2が安くなるならそっちが狙い目かもなぁ。
ではお次。
オリンパス OM-D E-M10 Mk3。
これもマイクロフォーサーズのファインダー付きで、比較的リーズナブルなカメラです。
一眼レフの雰囲気が好きな方にはいいですね。
ファインダーも十分見やすいですし、スイッチ類も操作しやすいです。
電源スイッチの、ちょっとクラシカルな雰囲気もいい感じ。
で、このカメラで一番面白いなと思ったのが、APモード。
アプリモードと言うんですかね?
今までの例えばE-M1などでは、ライブコンポジットなどの便利な撮影ができるんですが、それを使うためにはメニューの階層を追いかけていって、設定するのが結構面倒だったんです。
でもこのカメラでは、モードダイヤルをAPにすれば、ライブコンポジットなどの特殊撮影が簡単に選べるようになっているんです。
これはいいですね。
自分用に持って歩くにはいいカメラかもしれません。
でもやっぱり操作性で言うとこっちになってくるんです。
富士フイルム X-E3。
フジの何がいいって、そりゃ、シャッタースピードも絞りも、ダイヤル式でダイレクトに合わせられることですよ。
コマンドダイヤルで機能を選びながら回すのが、個人的にはどうも好きじゃないんです。
フィルムのフルオート一眼レフ時代でも、いちばん好きだったのがペンタックスのMZ-5とMZ-3。
EOSとかのコマンドダイヤルがどうも嫌だったんです。
なのでこういうダイレクトな操作感はいいですね。
で、うちにはコレの初期型のX-E1があるんですが、それより少しコンパクトになって、デザイン的にバランスがいいですよね。
センサーもマイクロフォーサーズより大きいAPS-Cサイズだし。
これ欲しいけどなぁ。
いかんいかん。
見てるとあれもこれも欲しくなってくる。
でお次。
オリンパス E-PL8。
うーん、これはもう間もなく生産が終了するとは思うんですが、
というのも、
E-PL9がもう出てますからね。
このシリーズはファインダーがついてないものの、コンパクトで持ち歩きやすいカメラです。
で、なんで前の型のE-PL8がいいかといいますと、
個人的にデザインが好きだから。
グリップのデザインも直線的でシンプルでいいですし、中でもこの茶色の色がいい。
9にも茶色があるんですが、これより色が薄くてちょいベージュっぽい。
このカメラについては持ち歩きのしやすさと、デザインのカッコよさが主な気になる点です。
無くならないうちに一台押さえておきたい気はします。
今回のCP+での気になるカメラは、極めて個人的な見解で以上の機種でした。
パナソニックやフジもフラッグシップ機を新たに出してきていましたが、今はそれほど気になっていないんですよね。
でも後で気なってくるかも。