ふと情報を得まして、
いやこれは見に行きたいと思いまして、
でも一番近くが大阪か。
おとなびのこだまで行けば安く行けるけど。
しかしこの時期予定がいっぱいですよ。そのスキをついて行けるのは一日だけかな。
それなら電車の予約もぎりぎり間に合う。
とりあえず電車の予約して、ダメなら手数料払って払い戻ししてもらう覚悟で。
と言うことで、
一路大阪へ。
しかし意識を持ってしかも単独で大阪に行くことって、今まで殆ど無かったかもしれません。
修学旅行では何度となく来ていますが、実際のところ不案内ですね。
で、ここは何処かといいますと、国立国際美術館。一般名詞だけで構成された固有名詞。
なんか王道感。
それは置いといて、ここで行われている「バベルの塔展」に来たわけです。
では入ってみましょう。
ですけどね、美術館の常なんですが、内部は撮影禁止。
ヨーロッパなら撮影可能なんですけど、て、いつも言ってますけどね。
なので内容をお伝えする手段が文字しか無い。
このバベルの塔の絵なんですが、すごく細かく描かれているんですね。
描かれている人の大きさが1-3mm。そんな人達がいっぱい描かれています。
そして人だけじゃなく、塔の建築作業の様子や、完成した部分での営みなど、
実際に建てていたら、きっとこうだろうなと思わせるリアル感があるんですね。
これ、ずっと見ていても飽きないですし、ここに行ってみたいという気がしてきます。
絵を細かく見ていけば、いろんな発見ができるんじゃないでしょうか。
塔の高さを推測すると510mなんだそうで、東京タワーより遥かに大きい。
しかも敷地面積もすごいですよね。
今で言うと、ドローンで撮影したかのような画角は、当時この絵を見た人たちをきっとワクワクさせたことと思わせます。
そしてもう一つ面白かったのは、ロビーにあった大友克洋さんが描いたバベルの塔。
カットモデルで描かれていて、内部の構造が見えるようになっています。
これいいですね。
でね、場内の一箇所に撮影していいですよというところがあるんですけど、
まあこんな感じ。
手前の東京タワーなどの後ろに人が立つことが出来るんですが…
でも、見に来てよかったです。
で、当然のごとく図録を買って帰ろうかと思ったんですけど、バベルの塔の絵の解説本があって、こっちの方が面白そうだったのでそれを買うことに。
あとでゆっくり見てみましょう。
それと、
スノードームは外せません。