今回もちょっと前の話です。
たまたま機会があて宇治に行きました。
宇治といえばここに行ってみたいなあということで足を伸ばしてみたんです。
10円玉で有名な。
平等院。
しかしですね。
最初の写真を見て分かるかと思いますが、鳳凰堂って結構ちっちゃい。
自分の勝手な想像では、真ん中のが東大寺とまでは言わないにしても、迫力を感じるような大きさの大仏殿かと思っていたんですよ。
そしてその両翼も金堂ぐらいの大きさはあるものだと…
しかし大仏殿は、少し大きめの家ぐらいの大きさ。
世界遺産とはいえ、今まで行った修学旅行ではコースに入ってなかったのが、なんとなく分かる気がしました。
でもね、鳳凰堂内部拝観をして、そのあとミュージアムに行くと、これが結構おもしろいんです。
絶対外すべきじゃない。
庭を廻って、鳳凰堂を外から眺めるだけだと分からない、いろんなことを見て感じることができて、実におもしろいんです。
まずおもしろいと思ったのが、内部拝観で、大仏殿の壁一面に雲中菩薩と言われる仏像があったこと。
雲に乗って空を飛んでいるイメージの仏像なんですが、これがなんともキレイ。
でも、さっきも言いましたが、鳳凰堂は結構小さいんですね。
だから内部拝観しても、これだけ?と思うようなものなんですよ。
ですので雲中菩薩に感動したものの、そこまでではまだ残念な気持ちだったんです。
そういう気持ちを持ったまま、でもせっかくなので
ミュージアムへ。
するとこれがなかなかいい。
展示が充実しています。
平安時代の鳳凰の実物も置いてある。
それに展示の仕方も工夫されていて、照明の効果もあって、なんともきれいなんです。
そして大仏殿で感動した雲中菩薩のレプリカが、ミュージアムにいっぱい展示してあるんですよ。
これがいい感じ。
しかしですね、鳳凰堂内部もミュージアム内部も撮影禁止。
このきれいなものを撮影できないなんて、なんとも残念。
仕方がないので、ミュージアムショップで図録を買いました。
うん、図録買ってよかった。
なかなか面白い見学でした。