最近はレジ打ちと言っても、バーコードをかざすだけですよね。
便利になったと思う反面、神業的なキーパンチが懐かしかったりもします。
値段の決まったものであればそういったシステムでいいのでしょうけど、サービスを売ったりする場合はなかなかそうも行きません。
かと言って、うちの店でも値段が決まったものも多数あるわけで、そういった商品に値段を打っておくのは少なからず必要なわけです。
そういう時に役に立つのが、ハンドラベラーなわけです。
しかしその便利なハンドラベラーも、何十年も使っているとめげてくるんです。
樹脂が劣化して、こんなふうに押さえの板が割れてしまったりするんですね。
これまでにも何度となく接着剤で貼ってみたりしたものの、やっぱり樹脂の接着は難しく、やっぱり取れてしまいます。
なので今回は本格的に直してみましょう。
はい、なので買い替えましょうということでなく。
ネット通販などを見てみますと、安いのだと1000円台でも売られていますね。
ですけどそういうのって品質にかなり不安があります。
かと言って日本のメーカーのものだと結構なお値段です。
では、見えているプラスネジを外しましょう。
カバーを分離した状態がこちら。
そしたら左下の破損部分を外します。
こちらが破損部分。
見ての通り、矢印の箇所が割れてしまっていますね。
これを取り外して、
破損部分を取り出します。
そしたら矢印の破損部分を整形して丸くして、アルミ板が一枚挟まるぐらいに厚みを減らすべくヤスリで削ります。
次に、破損部分をアルミ板で作りましょう。
赤矢印がアルミ板で作った部品。
前の写真の破損していた部品は、整形して青矢印のように戻して、作った部品と一緒に組み付けます。
そしたら、割れて外れていた部品を強力な両面テープで貼り付けましょう。
この時前後の位置をちゃんと合うように調整してと。
はい、オッケー。
ちゃんと動くようになりましたよ。
これでまたペタペタ値段を貼ることができますね。
あと何十年使えるのかな?