もう15年ぐらい前になりますか。
NHKの連ドラで、「ちゅらさん」というのがありました。
このドラマがなかなか面白くて毎日見ていました。特におばーのユタムニーがいい感じ。
その中で出てきたゴーヤーマンというキャラクターが人気になりまして、うちにも探せばあるはずです。
当時はゴーヤーって内地ではなかなか手に入らなかったりしたんですが、この頃は日本中どこでも売られてますよね。
でも沖縄産のものはほとんど無く、内地産のものは少し小さくて、少し高いですよね。
ま、流通の関係で沖縄県産だともっと高くなるのかもしれないけれど。
でもこないだ近所のスーパーでみつけた。
やっぱ大きめで、しかも安かった。
となればここはひとつ、チャンプルーにしたいところ。
ところが問題はゴーヤーだけでなく、豆腐も重要。
でもね、ここのスーパーには、田舎豆腐というのが売られていて、これが島豆腐と同じぐらいかそれ以上に硬いんですよ。
なのでチャンプルーにしても全然崩れない。
と言うことでそれらを買って帰って、チャンプルーに。
ポークを使うことも良くありますが、薄切りの豚肉の方が私は好き。
で、ゴーヤーを調理するときって、塩もみしたり、薄くスライスしてさらしたり、火を通し過ぎると苦くなるとか言ってシャキシャキ感を残すという方法をよく聞きますが、私はそうはしません。
厚切りに切って、クタクタになるまでしっかり炒めます。
基本塩味で、最後に醤油で香りづけ。
これが美味しい。
ですが、今回の話はそこでなく、
ゴーヤーを調理すると出てくる種の話。
せっかく沖縄産だし、しっかりした種もついてるし、
なのでちょっとここは、植えてみます?
と言うことで買ってみました。
100円のプランター。
底の水抜き穴も、バリがたっぷり残って塞がってるとこもあるし、
板厚が薄いので、ヘナヘナで明らかに強度不足なんですが、
まあ使ってみましょうか。
それと土も必要。
「このまま使える」という言葉を信じてホームセンターで買ってきた、20リットル、198円の培養土。
ほんとに大丈夫か?
ま、とりあえずプランターに入れてみよう。
プランター2個に分けて入れてちょうどいいぐらいの量です。
しかし、土入れたあとで、持ち上げて大丈夫か?このプランター…
なので、静に移動させて設置して、
それでは、種を蒔きますか。
深さ5cmほどの穴をほって、一箇所に2粒ずつ入れてみましょう。
そしたら土をかぶせて、
たっぷり水をかけときましょうね。
毎日水やりしていれば、うまく行けば芽が出るはず。
でもあんまり期待しないでおこう。
雨も降るので、水やり忘れてても助かったし。
などと思いながらの5日目の朝、
あ、
芽が出とる。
しかもしっかり。
なんだか強そうな芽が出てくれました。
よし、じゃあここはひとつ、大きく育ってもらって、実をつけて、
収穫したゴーヤーでチャンプルー作ることを目指しましょうか。